機関誌『シンガポール』 2004年度


機関誌「シンガポール2004年1号」

目 次


時代の先端を走る国・シンガポール

 元シンガポール大使 都甲岳洋

 大使として、90年代のシンガポールで勤務し、その発展をつぶさに見てこられた都甲岳洋さんが、在勤時代の秘話を含めながら、時代の先端を走るシンガポールの発展振りをわかり易く分析してくれた一文です。


シンガポールの経済再生委員会に参画して

アジア松下電器㈱ 前副社長 安積敏政

 シンガポールの国家戦略に関わる政策決定に参画された安積敏政さんの興味深い経験談。一読しながらさすがシンガポールと頷かされる場面が多い。


日本人のシンガポール体験⑲ 森鴎外と成島柳北の漢詩

駿河台大学助教授 西原大輔

 先人が漢詩で詠った19世紀後半のシンガポールの姿は?


イスラームとの出会い  ーその強さの秘密をさぐるー
Ⅱ.実践宗教・イスラームの「5行」とは何

立命館アジア太平洋大学助教授小竹裕一

 イスラム教徒の筆者が解き明かすイスラムの「5行」。それはイスラム教徒としての信仰をもち、日常生活をどう暮らして行くかの基本ルール。


私のゴルフ漫遊記(第2回) ― ゴルフ天国・シンガポール ―

(社)日本シンガポール協会会員 深澤満穂

 シンガポール在勤時代年間100回もゴルフをやっていた筆者のシンガポールと日本のゴルフ・プレー比較論


マレーシア・シンガポールの華人社会

桜美林大学国際学部教授  佐藤考一

華人と華僑の定義から始まるマレーシア・シンガポール華人社会の紹介と解説


国際結婚してみれば(その12)

フリーライター  青木直美

 好評の連載。今回は国際結婚と異文化社会での親戚付き合いがテーマ。英語が上手くない(?)と夫婦喧嘩も少ないという筆者の秘話も


さっぽろ雪祭り 「第31回国際雪像コンクール」出展

シンガポール政府観光局

 1989年より毎年札幌雪祭りに出展して来ているシンガポール政府観光局が選んだ今年のテーマは“ユニクリ-・シンガポール(都会のオアシス)”だった。


英語とユーモアが日本を救う

NPOエム・エム国際交流協会代表 村松増美

 好評だった講演の要旨。国際交流と異文化コミュニケーションのためには、英語もさることながら、ユーモア・センスを磨くことが肝要と。聞いても、読んでも楽しい村松増美さんのお話をどうぞ。


イベント報告
1-3月に開催された3つのイベント報告です。

 1・関西・シンガポール同窓会開催報告
 2・村松増美氏の講演会「英語とユーモアが日本を救う」
 3・ビーズ講習会


新入会員から一言

みずほホールディング銀行(シンガポール駐在) 佐渡 誠

 祖父、父親そして筆者と3代続いてシンガポールで仕事をする機会に恵まれた佐渡誠さんはその若さを武器に、日本とシンガポールの掛け橋になれればと頑張っています。


新会員紹介

今期に新しく入会された13名の方を御紹介しております。


理事長からの報告

(社)日本シンガポール協会理事長  澤田豊治

最近の新聞報道から

編集後記 ☆ 事務局便り


機関誌「シンガポール2004年2号」

目 次


巻頭
シンガポールの新しい風  リー・シェンロンの時代

(社)日本シンガポール協会理事長 澤田豊治

 年内の予定されているゴー・チョクトン首相からリー・シェンロン副首相への政権移譲の背景と新しくやってくるリー・シェンロン時代の課題を概説


日本から学び、超えたシンガポールのIT

早稲田大学シンガポールIT戦略研究所客員教授 田辺孝二

 シンガポールのIT産業に長年かかわってきている筆者の目に映ったシンガポールのIT産業。日本よりすぐれたIT利用技術例の紹介も含め、わかり易く説明された講演の要旨。


APUで活躍するシンガポール人留学生

立命館アジア太平洋大学助教授 小竹裕一

 真の国際交流を目指す立命館アジア太平洋大学は今年初めて卒業生を世に送り出した。APUで学び、巣立っていったシンガポール人留学生の卒業に際しての想いが綴られている。


世界史の中の留学生  ― 留学生今昔物語 ―

(社)日本シンガポール協会理事 山田 章

 世界の主な国々は留学生の受け入れを国家戦略として重要視している。留学生の派遣と受け入れは、派遣する側、受け入れる側にとって、それぞれの文化の向上と発展に繋がるという筆者の思いが伝わってくる留学生論


日本人のシンガポール体験⑳ 葉山嘉樹のプロレタリア小説 

広島大学助教授 西原大輔

 好評の連載も回を重ねて20回。1913年に初めてシンガポールを訪れた葉山嘉樹の体験を踏まえた作品“海と山と”などを紹介しながら、シンガポールの情景や悲惨だったからゆきさんにも触れられている。


イスラームとの出会い  ーその強さの秘密をさぐるー
Ⅲ イスラームと人間の「運命」について       

立命館アジア太平洋大学助教授 小竹裕一

 イスラム信仰の柱といわれる“6信”、つまりアッラーの神、天使、啓典、預言者、最後の審判と来世、そして宿命について分かり易く解説した一文。


アルバトロスの思い出

(社)日本シンガポール協会会員 安楽明朗

 コース途中の茶屋で陶々酒を飲んで、最終ホールに出たら、アルバトロスに繋がったという安楽さんの信じられないような体験談。シンガポールで鍛えた腕がこんな形で実を結んだ?


趣味のフオトらいふ

(社)日本シンガポール協会会員 島田 實

 老後の趣味として写真にはまり込んでいる島田さんは自然なしぐさの子供たちを撮るのが好きだという。写真への想いと朝日生命写真展入選作を含めた作品の紹介。


私のゴルフ漫遊記(第3回) ― 赤い土 ―

(社)日本シンガポール協会会員 深澤満穂

 連載第三回目は、マレー語で“赤い土”を意味するタナメラ・カントリー・クラブへの筆者の懐かしい想いが綴られている。


ジェマ・イスラミヤとシンガポール

桜美林大学国際学部教授  佐藤考一

 ジェマ・イスラミヤはイスラム・テロ組織。シンガポ-ル内務省の捜査資料を中心にその設立、組織、活動状況などを解説


総会報告

(社)日本シンガポール協会理事長  澤田豊治


イベント報告

 ・講演と懇談会  ・第二回懇親ゴルフ会  ・ビーズ講習会


新入会員から一言 

杉田佳世

 少女時代に読んだサマーセット・モームの“南洋もの”でシンガポールを知ったという新会員杉田佳世さんは、現在早稲田大学で、シンガポールをテーマに修士論文に挑戦している大学院生。


新会員紹介


理事長からの報告

(社)日本シンガポール協会理事長  澤田豊治


最近の新聞報道から

 協会がメールで御送りしている月二回のニュース配信情報を纏めたものです。


編集後記 ☆ 事務局便り 


機関誌「シンガポール2004年3号」

目 次


巻頭
リー・シェンロン氏が3代目の首相に「より高い目標を達成しよう」
 ―国民に団結を呼びかけ

(社)日本シンガポール協会理事 村井 雄

 シンガポールに三代目の首相が誕生した。リー・カンユーの執念が実った息子リー・シェンロンの首相就任と思いながらも、リー・シェンロン新首相の手腕とシンガポールの将来に期待を寄せる一文


小島高明氏が新シンガポール大使に


チュー・シンガポール大使が離任


中垣忠彦理事が外務大臣表彰を授賞


キューバから見たシンガポール

(社)日本シンガポール協会理事 山田 章

 カリブ海に浮かぶ島国キューバを訪れた筆者の目に映ったこの国の人々の素朴な生活とセピア色の風景を描きながら、シンガポールへ想いを寄せているエッセー。


私のボランティア活動

青葉バリアフリーサポート21(ABS 21)
代表  三竹 眞知子

 夫のシンガポール赴任についていったことが、三竹さんのボランティアへの目覚めに繋がった。シンガポールで、そして帰国の日本でボランティア活動に情熱を傾ける三竹さんから寄稿された一文です。


日本人のシンガポール体験(21)
橋本関雪画伯の南方視察

広島大学助教授 西原大輔


リー・シェンロン副首相の台湾訪問とシンガポール・中国関係 

桜美林大学国際学部教授  佐藤考一


国際結婚してみれば(その13)

フリーライター  青木直美

 主婦業失格を自認する筆者の異文化交流論? あるいはのろけ話? 是非とも一読をお薦めしたい楽しい、そして考えさせられる一文です。


私のゴルフ漫遊記(第4回)― ロイヤル ― 

(社)日本シンガポール協会会員 深澤満穂


イベント報告

 1.志の吉の落語公演と会員懇親の夕べ
 2.日本人学校OB懇親会/新会員紹介
 3.アフタヌーン・テイサロン
 4.関西シンガポール同窓会


シンガポール関連図書の紹介

 1.『シンガポールじか体験―20年のエッセンス」』 著者:小竹裕一氏
 2.『シンガポール経済発展と日本」』 著者:清水洋氏
 3.シンガポール日本人会からの書籍紹介
  『戦前シンガポールの日本人社会~写真と記録~』改訂版
  『シンガポールの街路樹」』
  『お遍路200 in Singapore』


新入会員から一言 

木村淳三

 ホームページを見て、新しく入会された木村さんの楽しいシンガポール紀行と絡めた入会の挨拶。


理事長からの報告

(社)日本シンガポール協会理事長  澤田豊治


最近の新聞報道から


編集後記 ☆ 事務局便り


機関誌「シンガポール2004年4号」

目 次


巻頭
シンガポールの少子化問題

(社)日本シンガポール協会理事長  澤田豊治

 少子化問題は先進国共通の悩み。シンガポールにおける少子化の実態とシンガポール政府の独特な対応策への考察。


タン・シンガポール駐日大使が当協会名誉顧問に

新しく赴任されたタン・シンガポール大使が今般(社)日本シンガポール協会の名誉顧問にご就任されました。


シンガポールの最新事情・・・中国からの「新移民」の増加

JACシンガポール・プロジェクト・マネージャー  丸山恭平

 アテネ・オリンピックの卓球で4位になったリー・ジャウェイも中国からやってきた「新移民」の一人。元日本シンガポール協会事務局長だった丸山恭平氏の鋭い目でみたシンガポール「新移民」に関するレポート。


日本人のシンガポール体験(22)
北杜夫の「どくとるマンボー航海記」 

広島大学助教授  西原大輔

 好評の連載も回を重ねて22回。今回は「どくとるマンボー航海記」を取り上げて、北杜夫の目に映ったシンガポールの紹介。


シンガポールの政策キャンペーン

桜美林大学国際学部教授  佐藤考一

 出産奨励や禁煙運動などで有名なシンガポール政府の政策キャンペーンが生まれた背景が良く分かる一文


マレーシア・シンガポールの隠れた名所 (1)ブキティマ自然保護区

桜美林大学国際学部教授  佐藤考一


新会員紹介


国際結婚してみれば(その14)

フリーライター  青木直美

 国際結婚カップルが離婚に追い込まれる理由はいろいろある。隠れた理由のひとつはパートナーの人種偏見かも?


私のゴルフ漫遊記(第5回) -パインハースト(泰)のキャディ-

(社)日本シンガポール協会会員 深澤満穂

 今回はタイのキャディ事情。プレーヤー一人にキャディが3人も4人もつくそうです。


現代芸術家 ジャスティン・リー

(社)日本シンガポール協会会員 猪山雄司


シンガポールでの一夏 ― HDBで暮らした一カ月間 ―

早稲田大学アジア太平洋研究科  杉田佳世

 筆者の目に映ったシンガポーリアンの日常生活が軽快なタッチで描かれている興味深い一文。


会員の新刊書紹介「エクセルではじめる小さな会社の経理と財務」

(社)日本シンガポール協会会員  岡 寛


イベント報告

 第3回懇親ゴルフ大会の報告
 日本香港協会との交流会食
 2004 Get Together
 いわて青年海外交流セミナーへ参加して  


新入会員から一言

中島代博

 新会員の中島代博さんはシンガポールの巧みな経済政策へ学問的アプローチを試みている北海道大学大学院経済研究科の院生です。


2004年度協会イベント一覧


理事長からの報告  (社)日本シンガポール協会理事長  澤田豊治

最近の新聞報道から

 協会がメールで御送りしている月二回のニュース配信情報を纏めたものです。

編集後記 ☆ 事務局便り 

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