1.巻頭 シンガポール建国の基礎を揺るがす水問題 日本シンガポール協会理事 澤田豊治
現在シンガポールを揺るがしている水問題の現状をわかりやすく分析し、
解説されている。
2.シンガポールでの住宅選び 東京不動産社長 高野 徹
シンガポールの住宅事情から、賃貸、売買を含めたシンガポールでの住宅選びの
コツを専門家からアドバイス
3.「怪傑ハリマオ」は誰の殺されたのか!? 「マレーの虎・谷豊の人生航路」 小竹祐一
4.シンガポール小売事情 フリーライター 松本 卓
シンガポールの小売市場の真っ只中で奮戦中の伊勢丹シンガポール社長馬籠顕彦氏
へのインタビュー。シンガポールの小売市場は向こう二年は厳しい状況が続きそう。
5.シンガポールに生きる =38= フリーライター 松本卓
早稲田大学と提携して新体制になり、一躍脚光を浴びている早稲田渋谷シンガポール校
の事務局長桑原汎氏に直撃インタビュー。
6.国際結婚してみれば(その8) フリーライター 青木直美
好評の連載。今回は国際結婚した夫婦は夫婦どちらの国の言葉でコミュニケー
ションを図っているのか。英単語一つの意味が夫婦喧嘩の種にもなる話。
7.マレー3国の伝承と怪談 桜美林大学助教授 佐藤孝一
どこの国にも昔から伝承されて来た怪談がある。マレー半島に伝わる怪談話。
8.日本人のシンガポール体験⑮
長谷川是閑の特派員レポート 駿河台大学助教授 西原大輔
文化勲章も受賞しているジャーナリスト長谷川是閑はヨーロッパ旅行の帰途
1910年にシンガポール に立ち寄っている。その時の特派員レポートを追う。
9.留学生便り “最初の章の終わり” 留学生 TAI KAI SYNG
シンガポール日本人商工会議所の留学生として武蔵野美術大学で学んで
いるシンガポール人留学生Tan Kai Syingが日本語で書いた留学レポート。
10.修学旅行の思い出 ひばりが丘高校
シンガポールへ修学旅行に行ってきた高校生が経験した異文化交流。
11.新会員から一言 平田純一
元気一杯の草の根活動家平田純一さんは元シンガポール大使館一等書記官。
シンガポール日本人社会最大のイベント“ジャパン95”の一環として開催
された5万人規模の盆踊り大会で奮戦した話。
12.理事長からの活動報告 日本シンガポール協会理事長 吉崎英輔
シンガポールからの留学生に家庭訪問の声をかけてください。
年次総会が4月24日に開催されます。
等々理事長からの活動報告のページです。
13.最近の新聞報道から
14.編集後記
1.巻頭記事 シンガポールの経済発展と政府の経済政策 坪井正雄
シンガポールが独立してから僅か40年で偉大な発展を遂げた背景を分析し、
21世紀に向けたシンガポール経済の方向性を示唆した教科書的論文。
シンガポールの国創りに関心を持つ人には必 読の一文
2.絵画遍歴 三井物産戦略研究所特別顧問 都甲岳
元シンガポール大使都甲岳洋氏が絵筆をとる様になったきっかけから、
大使としての激務の間を縫って創作活動を続けられてきたエピソードの数々
3.「怪傑ハリマオ」は誰に殺されたのか!?(Ⅲ)
~「英軍を追ってマレー半島を疾走」~ 小竹裕一
無名の一青年谷豊がマレーの虎と呼ばれる義賊になって、日本軍のマレー侵攻
作戦を助け、31歳の若さで息を引き取るまでの物語
4.国際結婚してみれば(その9) フリーライター 青木直美
5.シンガポールでの事務所賃貸借 東京不動産社長 高野 徹
6.マレーシア・シンガポールのインド人社会 桜美林大学教授 佐藤考一
7.日本人のシンガポール体験⑯
エコール・ド・パリの画家藤田嗣治 駿河台大学助教授 西原大輔
お花見 一枚の写真が語る若者達との国際交流
8.留学生便り 十ヶ月の感想 タム・ユンフィ(譚 永 輝)
たった10ヶ月の留学で日本語能力を飛躍的に伸ばした留学生の一文
9.新入会員から一言 三井美恵子
若い頃シンガポール航空のスチュワーデスとして、シンガポールに
住んでいた主婦三井美恵子さんが、今般協会の会員になられシンガ
ポール時代の想い出を語ってくれました。
10.理事長からの報告 (社)日本シンガポール協会 理事長 澤田豊治
11.最近の新聞報道から
12.新会員ご紹介
4、5月の二ヶ月間で49名の方々が新しく会員になられました。
13)編集後記
[注記] 好評の連載記事“シンガポール小売事情”と“シンガポールに生きる”は、SARSの為に著者松本卓氏がシンガポールへ取材旅行に行けず、今回は見送りとなりました。
矢継ぎ早の新政策に侃々諤々-日本への親近感も復活
-最新シンガポール事情- 今中 太郎
シンガポールに住んで40年の筆者が、シンガポールの政治、社会情勢の変化を軽妙なタッチで描いている。中味を理解した上で、日本を再評価し始めた若いシンガポーリアンの動きを捉えた部分は特に興味深い。
中国とシンガポール:対日観をめぐる比較 桜美林大学教授 佐藤孝一
同じ中国系でありながら、シンガポール人と中国人の対日観は異なる。その背景を鋭く考察した興味深い一文。
「怪傑ハリマオ」 は誰に殺されたのか!? 立命館アジア太平洋大学助教授 小竹 裕一
マレーの虎“ハリマオ”、こと谷豊の死を迎える直前の心情はイスラム教徒として死んでゆきたかったと見る著者の谷豊物語最終回
シンガポールの小売事情 フリーライター 松本卓 MUJI 稲本勝治社長
シンガポールに生きる フリーライター 松本卓
フリックエステート&マーケティングサービス 山本一之社長 カメラ会社の駐在員を辞めて、不動産ビジネスのベンチャーを興した山本氏が語る最近のシンガポール事情
日本人のシンガポール体験 井伏鱒二、郁達夫を探す 駿河台大学助教授 西原大輔
国際結婚してみれば (その10) 青木直美
結婚とはそれぞれのカップルの物語という筆者から見たインドネシア人と結婚した日本女性の不幸な物語。
海外旅行談義-物好き男の世界よもやま話- (社)日本シンガポール協会会長 吉崎英輔
縦横無尽な吉崎会長の海外旅行よもやま話を軽妙に纏め上げたのが村井編集長。名噺家と名文筆家が一体となって作り上げた、読み飛ばせない旅行エッセー。
新会員から一言 青木千枝
当協会にも若い会員が増え始めた。“日本シンガポール学生会議“の創設に尽力した青木さんもその一人。
イベント報告
・香港協会交流会
・アフターヌーンティー
・関西シンガポール同窓会
理事長より活動報告 (社)日本シンガポール協会理事長 澤田豊治
最近の新聞報告から
平田坦理事が各種新聞情報を纏めて、毎月二回メールでニュース配信しているシンガポール関連報道の要約版
新会員紹介
編集後記
広告
シンガポール国際企業庁の支援を得て、日本進出を果たしたTREK社とSUMMIT社を紹介する記事広告は本誌の新しい試み。
巻頭記事
シンガポールのしたたかなFTA戦略 (社)日本シンガポール協会理事長 澤田豊治
FTAは自由貿易の新しい流れ。その流れを巧みに活用して、国益の拡大を目指すシンガポールのしたたかな外交戦略
日本人のシンガポール体験⑯ 田中館秀教授の昭南植物園 駿河台大学助教授 西原大輔
好評の連載。今回はシンガポールの観光名所“シンガポール植物園”を第二次世界大戦による破壊から救った田中館秀教授の奇抜な行動を紹介。
イスラムとの出会い-その強さの秘密をさぐる-立命館アジア太平洋大学助教授小竹裕一
瓢箪から駒が出たような偶然からイスラム教に入信したという筆者が語るイスラム教とその生成史
シンガポールと中国 フルキャストテクノロジー顧問 國吉敏彦
シンガポールと中国それぞれに駐在経験を持ち、中国・精華大学の名誉教授でもある著者の目から見た中国人と中国人社会に関する体験的文化論
ワンカントリー・ツーシステム (社)日本シンガポール協会理事 山田章
久しぶりに訪ねた香港と中国・深?の著しい変化を驚きの目をもって眺めながら、シンガポールとの比較に言及した興味深いエッセー
NHKのど自慢・イン・シンガポールうら話 シンガポール住友商事会社社長 松岡嘉幸
シンガポールで開催されたNHK定番番組の現地側裏方責任者を引き受けて開催に漕ぎ着けるまでの興味深いうら話が照会されている必読の一文
私のゴルフ漫遊記(第一回) (社)日本シンガポール協会会員 深澤満穂
ゴルフと英語が趣味と公言してはばからない深澤さんは、世界各地のゴルフ場でプレーを楽しんできた人物。ゴルフにまつわる愉快な話の連載第一号です。
マレーシア・シンガポールのマレー人社会 桜美林大学教授 佐藤考一
マレー人とはから解きほぐして、マレー人とイスラム教、マレー人の生活と祭礼、更にはマレー人の対日感などに触れたマレー文化論
国際結婚してみれば(その9) フリーライター 青木直美
国際結婚の現実を楽しく綴る好評の連載。今回は中国人、マレー人それにインド人と結婚した日本人女性の食文化を通した生き方比較
中央高校シンガポール修学旅行への協力 (社)日本シンガポール協会理事 山田章
シンガポール修学旅行へのお手伝い記録と帰ってきた生徒達から寄せられた感想文の紹介
海外で働くということ 東京工業大学大学院 電気電子工学専攻 本間友祐
シンガポール日本人商工会議所の協力を得て、当協会が斡旋したシンガポールでの海外インターシップ体験報告
留学生便り Tom Gim Choo (卓錦珠)
多摩美術大学に留学中のTomさんは英国、中国、日本やシンガポールで、数々の受賞経験を有している若手アーチスト。彼女の才能に触れられる一文。
新入会員から一言
今回は芦ノ湖カントリークラブ社長野村茂継氏とシンガポール三菱倉庫の五年間勤務された船瀬披露康氏からの一言です。
人物紹介 CD発売をきっかけに東南アジアに羽ばたくsachiyo
アフタヌーン・ティ・サロンでお馴染みのsachiyoさんはシンガポールをキーワードに活躍するボーカリスト。
未来のシンガポールファンからの便り
大阪 長池小学校五年生の皆さんから届いたお便りの紹介